ほんの数分の散歩が、気持ちを外に向けてくれる
ゲームがお仕事になる「やさしさまんてん平野出戸」です!
就労継続支援B型「やさしさまんてん平野出戸」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます😌
散歩と聞くと、「健康のためにやるもの」「毎日続けるもの」というイメージを持つ人も多いかもしれません。けれど、ここで言う散歩は、そうした立派なものではありません。
着替えなくてもいい。目的地がなくてもいい。長く歩かなくてもいい。ただ、外の空気に少し触れてみること。それだけです。
家にいる時間が長くなると、気づかないうちに世界がとても狭く感じられることがあります。外に出る理由が見つからない日もあれば、玄関を開けること自体が大きなハードルになる日もあります。そんなとき、「散歩に行かなきゃ」と考える必要はありません。
「今日は外の音を聞いてみよう」
「ポストまで行ってみよう」
それくらいで十分です。
散歩の良いところは、結果を求められないところにあります。早く歩かなくても、遠くまで行かなくても、誰かと比べる必要もありません。自分のペースで、自分の体調や気分に合わせて動ける。その自由さが、心を少し軽くしてくれます。
外に出てみると、季節の変化や風の匂い、空の色など、家の中では気づけなかったものが目に入ります。それは劇的な変化ではありませんが、「世界はちゃんと動いている」という感覚を思い出させてくれます。そしてその感覚は、「自分もここにいていい」という安心感につながることがあります。
散歩は、何かを始めるための準備運動のようなものです。すぐに次の行動につながらなくても問題ありません。大切なのは、「今日は少し外に出られた」「昨日とは違うことができた」という事実を、自分で認めることです。その積み重ねが、少しずつ自信を育てていきます。
中には、「毎日できない自分は意味がない」と感じてしまう人もいるかもしれません。でも、散歩は続けることよりも、「また戻ってこられること」の方が大切です。しばらく間が空いても、思い出したときにまた一歩踏み出せばいい。それで十分です。
社会に出ること、誰かと関わること、役割を持つこと。そうしたものは、ある日突然できるようになるわけではありません。日常の中の小さな行動が、少しずつ気持ちを外に向けてくれます。散歩は、その一番やさしい入口かもしれません。
もし今日、何もできなかったと感じているなら、玄関を開けて外の空気を吸うだけでも立派な一歩です。
ほんの数分の散歩が、明日につながることもあります。
動き出すタイミングは、人それぞれでいいのです。

