働くことが不安な人へ――就労継続支援B型とゲームを通した第一歩
ゲームがお仕事になる「やさしさまんてん平野出戸」です! 就労継続支援B型「やさしさまんてん平野出戸」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます😌
「働く」と聞くと、強い不安や抵抗を感じてしまう人は少なくない。決まった時間に通えるか、人間関係がうまくいくか、失敗して迷惑をかけないか。過去の経験や体調の問題から、働くこと自体が怖くなってしまった人もいるだろう。そのような人にとって、就労継続支援B型は「いきなり働く場所」ではなく、「安心して過ごしながら、少しずつ慣れていく場所」である。 就労継続支援B型の大きな特徴は、体調や気持ちに合わせて利用できる点にある。毎日通う必要はなく、短時間からの参加も可能である。調子の良い日だけ通う、途中で休憩を取るといった柔軟な対応も認められており、「無理をしない」ことが大切にされている。働くことに抵抗がある人にとって、この自由度の高さは大きな安心材料となる。 ゲーム関連の活動は、そうしたB型事業所の中でも特に取り組みやすい内容の一つである。ゲームは多くの人にとって身近な存在であり、「作業」という言葉よりも心理的なハードルが低い。まずはゲームに触れることから始め、少しずつ「活動」や「役割」を持つことで、自然と事業所の空気に慣れていくことができる。 ゲーム関連の作業には、プレイの記録を取る、感想を文章にする、簡単なチェック作業を行うなど、難易度の低いものも多い。正解やスピードを求められることは少なく、「自分のペースでやっていい」という環境が整えられている。失敗しても責められることはなく、支援員がそばで見守りながらサポートしてくれる。 また、ゲームを通じた活動は、人との関わりが苦手な人にも向いている。無理に会話をしなくても、同じ空間で同じことに取り組むことで、自然なつながりが生まれることがある。共通の話題があるため、話したくなったときだけ会話に参加できるのも特徴である。

「働く」という言葉に強い意味を感じてしまう人も、B型事業所では「通う」「過ごす」「体験する」ことから始めてよい。作業をしない日があっても構わない。大切なのは、社会との接点を少しずつ取り戻していくことである。 就労継続支援B型でのゲーム関連活動は、仕事の訓練というよりも、「安心できる居場所」であり、「小さな成功体験を重ねる場」である。今日は来られた、今日は少し触れた、それだけでも十分な前進だ。 働くことに抵抗がある気持ちは、決して弱さではない。その気持ちを受け止めたうえで、自分に合ったペースで進める場所があることを知ってほしい。就労継続支援B型は、無理に前に進まなくてもいい場所であり、ゲームという身近な入口から、新しい一歩を踏み出す選択肢の一つとなり得るだろう。

