【#258】熱中症とは?

ゲームがお仕事になる「やさしさまんてん平野出戸」です! 就労継続支援B型「やさしさまんてん平野出戸」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます😌
 
熱中症の症状と種類  熱中症とは、体が高温多湿な環境で適応できなくなり、体温調節のメカニズムが破綻することで生じる健康障害の総称です。その症状は軽度から重度までさまざまですが、大きく以下の4つの種類に分類されます。  「熱失神」は、汗を大量にかくことで血液中の水分が不足し、血圧が低下する結果、めまいや失神を引き起こす状態です。「熱けいれん」は、大量の発汗による塩分不足が原因で筋肉にけいれんが発生するタイプです。「熱疲労」は、体内の水分や塩分が不足することで全身の倦怠感や頭痛、吐き気を引き起こします。そして最も重篤な「熱射病」は、高温環境で体温が異常に上昇し、意識障害や命の危険を伴う状態を指します。  これらの症状を放置すると重篤化する可能性があるため、早めの熱中症対策が重要です。
 
 
熱中症の発生メカニズム  熱中症は主に、体が体温調節機能を効果的に発揮できないことが原因で発生します。正常な状態では、体は運動や暑さによる発熱を汗をかいて放散する仕組みを持っています。しかし、外気温が高く湿度が高い環境では、汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもってしまいます。この結果、体温が危険なレベルまで上昇し、熱中症の症状が引き起こされます。  特に高齢者や乳幼児は体温調節機能が十分に発達していない、または衰えが見られるため、熱中症へのリスクが高い傾向にあります。また、肥満の人や普段から運動不足の人も体内に熱がこもりやすい特性があるため注意が必要です。 リスクが高まる時間帯と条件  熱中症は特定の時間帯や気象条件で発生リスクが高まります。特に危険なのは、日中の気温がピークに達する正午から午後3時頃です。この時間帯は日差しが強く、暑さ指数が上昇しやすいため、屋外活動には細心の注意を払う必要があります。  また、梅雨明け直後や夏休み明けなど、急に気温が上昇する時期もリスクが高まる時期です。この時期は体がまだ十分に暑さに慣れていないため、特に警戒が必要です。加えて、風が少なく高湿度の環境や、熱中症警戒アラートが発表されるような日はリスクが極めて高くなるため、屋外の活動は極力避け、涼しい室内で過ごすことを推奨します。  こうしたリスクのある条件下では、適切な予防行動をとることが、効果的な熱中症対策につながります。