【#45】PlayStationの進化の歴史

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1994年にソニー・コンピュータエンタテインメント
(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)から、
初代「プレイステーション」が発売され、
そこから今日まで多くのファンを魅了し続けるPlayStationシリーズ。

2020年には最新ハード、PS5が発売されました。
新モデルを発売するたびにグラフィックや機能を向上させ、
ゲームそのものを進化させてきた「PlayStation」。
ここでは、そんなプレステの歴史を振り返り、
各モデルの特徴や進化したポイントなどをご紹介します。

1994年12月3日発売。次世代機と呼ばれた据え置き型ゲーム機で、
1億台以上の売り上げを誇り、市場トップシェアを獲得するほどの人気を集めました。
32ビット機の初代プレイステーションは3DCGに対応しており、特徴的でありながら美しいポリゴンの映像に懐かしさを覚える方も多いかもしれません。
一般的なコントローラー以外にも、銃型のガンコンや釣り竿型の釣りコンなど、
さまざまなコントローラーが発売され、ゲームへの没入感を高めていました。

「ファイナルファンタジーVII」や「ドラゴンクエスト7」、「パラッパラッパー」などの人気ソフトが次々とリリースされ、子どもやゲーム好きだけでなく、大人のライトユーザーまでゲームのプレイヤー層を広げました。


2000年3月4日発売。PSの次世代機として開発され、
当時高性能を誇ったアーケードゲームに勝るとも劣らないグラフィックをもち、
当時の家庭用ゲーム機として最先端のスペックを有していながら、
一方でDVDの再生機能も有していたことから、
DVDそのものの普及にも大きく貢献した名機です。
初めてPS2のムービーを見た時に、まるで実写のようだと感じた
ゲーマーも多いのではないでしょうか。

またPSとの互換機能も搭載されていたため、
PSユーザーをそのまま取り込むことができ、
PS時代に人気を博した作品の続編も多数発売。
2001年7月に発売された「ファイナルファンタジーⅩ」は200万枚以上を売り上げるミリオンセラーとなり、また国内の売上では「ドラゴンクエスト8」が、世界では「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」が最高本数を記録しています。


2004年12月12日発売のPSP(プレイステーション・ポータブル)は、
PS10周年を記念して発売された携帯型ゲーム機です。
小型ながらPS2と同レベルのグラフィック性能を有し、
マルチメディア視聴機能やインターネット通信なども搭載されていました。
まるでスマートフォンの原形といえるほどハイスペックな機能であり、
そのクオリティは当時の人々に衝撃を与えました。

液晶ディスプレイは4.3インチ。
PCやPS3などから動画や音楽を取り込んで再生できる、
ポータブルメディアプレイヤーとしても注目を集めました。
「モンスターハンターポータブル」シリーズは大ヒット作品となり、もはや社会現象ともいえるほどゲーマーたちを熱中させました。


2006年11月11日。PS2の次世代機として開発された本機は、
Cell Broadband EngineやBlu-ray Disc、HDMIや7.1chサラウンド、
高精細解像度対応など、当時の映像技術の最先端をこれでもかと盛り込んだ
スペックとなっており、PSからPS2への進化の際に味わった映像美への感動を、
再び味わわせてくれました。
その一方で、生産体制がなかなか整わなかったことで、
品薄状態が比較的長く続いてしまったのも印象深いエピソードとして残っています。
発売日の大混雑で生まれた「物売るってレベルじゃねぇぞ」というセリフは、
ネットでも度々取り上げられるなど有名ですね。

ソフトに関しては、PS3においても人気シリーズの続編が売り上げ好調で、国内では「ファイナルファンタジーXIII」が、世界では「グランド・セフト・オートV」が最高売り上げを記録しています。


2011年12月17日発売。PSPの後継機として開発され、
ハイスペックな機能やインターネット通信プレイなどで注目されました。
クアッドコアのCPU/GPUに合計640MBのメモリは、
当時の携帯型ゲーム機としては異例のスペックでした。
PCH-1000シリーズでは有機ELディスプレイが搭載されるなど、
現在のゲーム機につながる画期的な取り組みも行なわれました。

特徴的なのが、ゲーム機背面に搭載されている背面タッチパッドです。
背面タッチパッドをこすることで崖を上る動作を行えたりと、
従来にはない操作感が魅力的でした。
「マインクラフト」や「ゴッドイーター」など名作ソフトも多数ありましたが、世界的なヒット作には恵まれず、売上台数は1,600万台にとどまりました。


2014年2月22日発売。PS3から順当な進化を果たした次世代機で、
バックグラウンドでの自動ダウンロード・インストール機能や、
プレイ動画を公開・共有できる「シェア」機能、
さらにスマホやタブレットなどからの「リモートプレイ」機能など、
ネットワーク機能が大幅に強化されています。
またPlayStation VRに対応し、本体と接続する事でVRゲームを
楽しめるようになったのも、PS4からです。

2014年の登場ながら、基本モデルの生産・販売はいまなお継続しており、
ハイエンドモデルのPS4 Proは全世界で販売台数1億台超え、
後継機のPS5にも引けを取りません。

ミリオンセラーを記録したソフトも多く、国内で最も売れたのは「モンスターハンター」、世界で最も売れたのは「Marvel's Spider-Man」となっています。


2020年11月12日発売。PS4の後継機として開発され、CPUやGPU、
メモリといったハードのスペックはPS4の数倍とも言われており、
卓越した映像美はもちろん、次世代ゲーム機の課題であったロード時間も
大幅に短縮されています。
またPS2からPS4まで大きく変わらなかったコントローラーの形状も、
PS5となったことで大幅に変更されています。

またPS5には、ディスクドライブを備えた「通常モデル」とディスクドライブのない
「デジタル・エディション」の2種類が用意されており、
通常モデルはUltra HD Blu-rayに対応するなど、
PS2から続くメディアプレイヤーとしての側面も継続。

一方で、コロナ禍による半導体不足と巣ごもり娯楽の需要増、
さらにゲーム実況の人気拡大などにより、
需要が供給を大きく上回ってしまったことから、
長らく慢性的な品薄状態が長く継続していました。

2023年2月22日には、最新型バーチャル・リアリティヘッドセット「PS VR2」もリリース。
「PS5」と「PSVR2」。このセットを手に入れて、史上最高のゲーム体験を。エンターテイメントの新たな境地を開拓しよう!

PlayStationシリーズの歴代ゲーム機の特徴について紹介してきました。
誰もが夢中になれる名作ゲームソフトを次々とリリースしてきたプレステですが、
これまでの歴史を振り返って当時の思い出に浸った方もいるのではないでしょうか😊