【#44】夜型人間はナルシスト・精神病質・目的のためなら手段を選ばない?

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今日は夜型人間はナルシスト・精神病質・目的のためなら手段を選ばない傾向があるという研究結果についてお話したいと思います!

研究は263人の大学の生徒を対象に行われました。被験者のうち男性74人は朝および夜のいずれを好むか、という質問を問われ、同時に彼らがナルシスト・精神病質であるかということを判断するための質問も行われました。

質問内容は「私は人に影響を与える天賦の才能がある」「嘘発見器を破ることができる」「難病に苦しむ人々は苦痛なく殺される権利があるべき」といった項目に答えるもので、被験者の質問に対する同意の具合が評価されたとのこと。

研究者はこれら3つの性格の特徴と夜型人間であることの間に相関関係を発見。また、夜型人間はそうでない人より高い権利意識を持ち、搾取的であることもわかりました。

研究を行った心理学博士は「他者による認識が低かったり、他者が眠っていたりする光の少ない環境を利用するためにナルシシズムな性質を体現することは、生存戦略を行う誰もにとって有効です。夜の闇はセックスや盗みなど危険な行為を簡単にします。つまり、高いダークトライアド的性質を示す人々はライオンやリカオン、サソリといった捕食者のように、夜の生き物なのです」と語ります。

夜型・昼型に関する研究の中には「夜型の人間はより知的である」「夜型人間はクリエイティブである」「夜型か昼型は遺伝子で決定される」などというものが存在しますが、遺伝子が人間に影響する割合は10%ほどと言われており、夜型・昼型は年齢と共に変化することもあるそうです!!