【#18】大人の発達障害
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就労継続支援B型「やさしさまんてん平野出戸」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます😌
最近では芸能人の方で発達障害を公表するということも増えてきましたね!
今日は大人の発達障害について書きたいと思います。
発達障害は、先天的な脳の機能発達の偏りによって、
コミュニケーションや対人関係など、日常生活に困難が生じる状態です。
生まれ持った脳の特性によるものなので、親の育て方の問題で発症するわけではありません。
以前は、知的障害を伴い、幼少期に診断されるものと考えられていましたが、
現在は知的障害を伴わない場合も多いことが分かっています。
そうした場合には、例えばコミュニケーションが苦手であっても勉強ができるなど、
なんとか環境に適応することができて、子どものうちには発達障害が顕在化しないことが多くあります。
しかし大人になって、より高度で複雑なコミュニケーションが要求されるようになると困難を抱える場面が出てきて、
そこで初めて発達障害と診断されるのです。
診断名としての発達障害は以下のように大きく3種類に分類されますが、複数の種類を併せ持つ人もいます。そもそも「発達障害であるか、そうでないか」とはっきり線引きできるものではありません。
誰でも大なり小なり特性を持っているものであり、それによる困難がある程度積み重なると「発達障害」と診断されます。
大人の発達障害の特徴
大人の場合、診断されるまでの長期にわたって、周囲の環境にうまく適応できず、
失敗を重ねて過ごしてきていることが多いため、自己評価が下がり、
二次的にうつや不安障害などの精神疾患を発症するリスクも高いと考えられます。
そうなる前に早めに対処していくことが望ましいでしょう。
発達障害の特徴の表れ方には男女差があります。
ASDの場合、男性は分かりやすいことが多いですが、女性の場合は対人関係の問題が表に出にくく、ASDがあっても気づかれにくいことがあります。
とはいえ、本人が苦痛を抱えていないわけではなく、女性のASDでは男性よりも多くの精神疾患を伴う可能性が指摘されています。
ADHDの場合、男性は多動・衝動症状が優勢になることが多いですが、
その場合は幼少期からその特徴が表れて早い段階で診断されることが多くなっています。
大人になって初めてADHDと診断される人は、男女とも不注意の症状が目立つ傾向にあります。
大人の場合、不注意によって仕事に影響が出てしまうことが多く、それで初めて発達障害に気づくのです。
実際には、ADHDの診断がつく人でも、ASDの特性を併せ持って両方の診断基準を満たす場合もあるなど、症状も困りごとも一人ひとり異なります。
大事なのは診断名のレッテルを貼って型にはめてしまうことではなく、診断によって抱えている悩みの理由を知り、困りごとに対処して生きづらさを減らすことです。
「大人の発達障害」の存在が知られるようになるにつれ、障害者に対するさまざまな就労支援制度や福祉サービスが、発達障害のある人たちにも適用されるようになってきました。
就労継続支援B型も福祉サービスの一つです😊
やさしさまんてん平野出戸では利用者さまが不安なく
リラックスして働けるよう職場環境作りに努めております!
気になる方がいましたら見学・体験にぜひお越しください✨