一杯をいれる時間が、気持ちを整えてくれる
ゲームがお仕事になる「やさしさまんてん平野出戸」です!
就労継続支援B型「やさしさまんてん平野出戸」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます😌
コーヒーやお茶をいれる。
それはとても日常的で、特別なことではないかもしれません。けれど、気持ちが沈んでいるときや、何かを始める元気が出ないとき、この小さな動作が、心と体を少しだけ前に向けてくれることがあります。
お湯を沸かす。
カップを出す。
香りが立ちのぼるのを待つ。
その一つひとつは、急ぐ必要のない動きです。結果を求められることも、誰かと比べられることもありません。ただ「今やっていること」に意識を向けるだけでいい。そこに、この時間のやさしさがあります。
家にいる時間が長くなると、頭の中が考え事でいっぱいになることがあります。過去のことや、これからの不安、自分を責める気持ち。そんなとき、コーヒーやお茶をいれる動作は、思考を一度止めてくれます。手を動かし、香りを感じ、湯気を眺める。その間、気持ちは自然と「今」に戻ってきます。
必ずしも毎日いれる必要はありません。
気分が乗らない日は、インスタントでもいい。
途中でやめても構いません。
大切なのは、「自分のために何かをいれてみよう」と思えた、その瞬間です。それだけで、十分な一歩です。
一杯を飲み終えたあと、劇的に何かが変わるわけではないかもしれません。それでも、「さっきより少し落ち着いた」「気持ちが静かになった」と感じることがあります。その小さな変化は、見逃されがちですが、とても大切な感覚です。
この動作には、時間の区切りをつくる力もあります。朝にいれれば、一日の始まりを感じられる。午後にいれれば、少し休んでいい合図になる。夜なら、今日を終える準備になる。生活の中に、無理のないリズムが生まれます。
何かを始めるには、気合や目標が必要だと思われがちです。でも実際には、こうした何気ない行動の積み重ねが、少しずつ気持ちを整えてくれます。整った気持ちは、次の行動につながりやすくなります。
もし今、大きな一歩を踏み出すのが難しいなら、まずは一杯をいれるところからで十分です。
誰かのためでなく、自分のために。
上手にできなくても、意味がなくても構いません。
コーヒーやお茶をいれる時間は、頑張るための準備ではなく、「今の自分をそのまま受け止める時間」です。その時間があるだけで、人は少しずつ動き出せるようになります。
そのペースは、人それぞれでいいのです。


