通所が生活リズムになるまで――ゆっくりでいい理由
ゲームがお仕事になる「やさしさまんてん平野出戸」です! 就労継続支援B型「やさしさまんてん平野出戸」では初回に利用者さんの希望のゲームを導入しており障がいを持つ方でもストレスなくのびのびと楽しくお仕事に取り組める環境づくりを心がけてます😌
「毎日決まった時間に通える気がしない」 「生活リズムが崩れていて、朝起きるだけでもつらい」 就労継続支援B型を考えるとき、通所そのものに不安を感じる人は少なくない。特に、しばらく家にいる時間が長かった人や、体調に波がある人にとって、「通い続けること」は大きな壁に見えることもある。 しかし、就労継続支援B型において、通所は最初から生活リズムである必要はない。むしろ、「たまに来られる場所」から始まり、少しずつ「行けたら安心できる場所」へと変わっていくことが多い。 最初のうちは、週に一度、短時間だけ通う人もいる。決まった時間に行けなくても問題はなく、午後からの参加。大切なのは、無理に生活を整えようとしないことだ。通所は、生活を整えるための「手段」であって、「条件」ではない。

通所が生活リズムになっていく過程は、とても静かな変化である。ある日、「今日は行けそうだな」と思える日が増えたり、前日に少し早く寝ようと思えたりする。誰かに言われたわけでもなく、頑張ろうと決めたわけでもない。ただ、「行くと落ち着く」という感覚が、自然と次の行動につながっていく。 調子の良い時期が続いたと思ったら、急に通えなくなることもある。それでも問題はない。リズムは一直線に整うものではなく、行ったり来たりを繰り返しながら、少しずつ形になっていく。戻ってきたときに、変わらず迎えてもらえる場所があることが、通所を続ける力になる。 就労継続支援B型では、「毎日通うこと」や「決まった時間に来ること」よりも、「続けられる形」を一緒に探すことが重視されている。今日は短時間、明日は休み、来週はまた来る。それでいい。続いている形は、人それぞれ違っていい。 通所が生活リズムになるというのは、「義務になる」ことではない。「行かないといけない場所」ではなく、「行くと少し安心できる場所」になることだ。その変化は、外からは見えにくいが、本人にとっては大きな一歩である。 焦らなくていい。比べなくていい。 通える日があったこと、それ自体が積み重なっている。 就労継続支援B型は、生活リズムを整えてから通う場所ではない。通いながら、少しずつ自分のリズムを取り戻していく場所である。ゲームという身近なきっかけとともに、その人なりのペースで、静かに続いていく。それで十分なのである。

